乳児湿疹でステロイドを出してもらえなかった話|生後1ヶ月で皮膚科を2件受診して処方が変わるまで

育児

まわりの子にはステロイドが出ているのに、なんでうちの子には出ないんだろう。

数日たつのに良くならないけど病院合っていないんだろうか。

赤ちゃんの湿疹を検索すると「保湿をしましょう」「綺麗に洗いましょう」が多く出てきます。

でも同じくらいの月齢の子が、薬をもらってきれいになっているのを見てしまうと、その言葉だけでは待てなくなります。

うちの娘に生後3週で出た、顔・首と耳の後ろの湿疹は、1ヶ月健診でも

全然悪くない

よくあること

と言われました。

しかしその後も赤みやプツプツは引きませんでした。

そして、同じような症状で同じくらいの月齢の子にはステロイドが処方されている、という話が妻の耳に入ってきます。

今回は、湿疹が出てなかなか治らない体験についてまとめてみました。

同じように乳児湿疹に不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。

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不妊治療夫

30歳夫 乏精子症×29歳妻 PCOS
不妊治療を経て2026年7月に娘が誕生、育児中
R7.05 5w4d流産
R7.08 5w5d流産
R7.10 体外受精③陰性
R7.11 体外受精④陽性
R7.12 6w4d心拍確認・クリニック卒業
R8.07 フルコース出産(緊急帝王切開)

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1ヶ月健診では「全然悪くない」

娘の顔・首と耳の後ろに赤みやプツプツが出たのは生後3週のこと。

その後1ヶ月健診で聞いてみることにしました。

しかし先生の反応は、拍子抜けするくらいあっさりしたもので、

これくらいなら全然悪くないですよ

よくあることです

というもの。

このときは耳はきれいで、体重の増えも問題なし。

不妊夫
不妊夫

じゃあ大丈夫なんだな

と僕はこの日いったん安心しました。

妻が不安だった理由|まわりにはステロイドが出ていた

妻の不安には、はっきりした理由がありました。

友人の子が同じくらいの月齢の時は、ロコイドというステロイドの塗り薬を処方してもらっていたそうです。

SNSを見ても、1ヶ月ほどの赤ちゃんにステロイドが出て、湿疹がきれいになった、という投稿がたくさん流れてきていました。

妻
妻

みんな出してもらってるのに、うちはこのままで大丈夫なのかな

娘を連れて皮膚科へ

健診から2日後、赤みが引く気配がないので皮膚科に行くこと。

ちょうどもうひとつ、耳のカサカサも気になっていました。

1ヶ月健診のときはきれいでしたが、耳のうしろから付け根にかけてカサカサしはじめ、手足拭きで拭くと黄色いものがつくようになっていました。

耳の付け根は皮膚が薄くて切れやすく、しかも抱っこや吐き戻しで湿りやすい場所だそう。

また調べると

ジュクジュクしているときは受診

といった内容も出てきます。

個人的にはカサカサのかさぶたな気がしますが、拭き取るとなんとなく液体っぽい感じもする。

どちらかというと耳が心配な側面が強かったです。

耳カサカサの診断結果

先生に見てもらった結果、

経過をみる必要がある

とのことで、とりあえず目の中にも塗れるような、優しーい抗菌の軟膏を出してもらい毎日塗ることに。

結果、これはよく効き、塗りはじめて3日ほどで、耳の黄色いカサカサはしっかり良くなりました。

乳児湿疹の診断結果

こちらも先生に診てもらいましたが、娘の顔をみた瞬間に

赤いのもプツプツも、乳児湿疹だから問題ないね

という反応でした。

耳の方が気になった様子です。

乳児湿疹の対処と予防の説明の紙が渡され、

綺麗に洗って、よく保湿するように

という指導で終わりました。

僕としても湿疹の方はあまり気にしていなかったので、医師の説明も納得でした。

ステロイドについても直接聞いた

妻が気にしていたので、診察室で

不妊夫
不妊夫

ステロイドを出してもらうことはできますか

というのも聞きました、

返ってきたのは

まだ生後1ヶ月なので、いまは使わないほうがいいね

まずは保湿で様子見、経過を見せてね

ということでした。

処方されたのは3種類。

  • アズノール軟膏(非ステロイド軟膏)
  • ヘパリン類似物質(保湿の塗り薬)
  • 白色ワセリン

乳児の湿疹は、最初からステロイドを使う先生もいれば、非ステロイドの薬と保湿から始める先生もいるようで、どちらか一方が間違っている、という話ではないようです。

※薬の内容は、実際に診察した医師が肌の状態を見て判断するものです。
同じ見た目でも原因が違えば処方は変わります。
手元の薬や市販のステロイドを自己判断で赤ちゃんに塗るのは避けてください。

受診した僕と行っていない妻

しかし数日たっても、首と顔の赤みは良くなりませんでした。

妻は

妻
妻

やっぱり良くなってないよね

その病院大丈夫なのかな

といいます。

僕は診察室にいて、先生に直接質問して、理由まで聞いて帰ってきています。

不安はありませんでした。

妻にも同じ情報を伝えたつもりでしたが、妻の不安はほとんど減っていない様子。

不妊夫
不妊夫

せっかく行ってきたのに

と少しモヤモヤしました。

とはいえ妻も、産後1ヶ月の自分の健診を終える前だったので、直接行きたくても簡単に行けなかった、という状況もあります。

2件目の皮膚科ではステロイドの指示

しかし実際には、こちらが何を言うまでもなく、妻は次の行動をしっかりしていました。

1件目の皮膚科受診から数日後、別の皮膚科を受診することになります。

同じ赤みについて、今度は妻が皮膚科へ相談しました。

すると、

今ひどくなっていないうちにステロイドを塗って、ワセリンで保湿するように

という指示が出たそうです。

また「2歳までの保湿はワセリンがいい」ということも言われたそう。

そして処方されたのが、

  • ロコイド(ステロイド塗り薬)
  • 白色ワセリン

でした。

ロコイドはステロイドですが、ステロイド外用薬は強さで5段階に分けられていて、ロコイドはその中では弱いほうにあたり、皮膚の薄い顔や首、子どもに向いているとされています。

※ステロイド外用薬は、種類・塗る場所・量・使う期間がセットで決まるものです。
我が家の処方をそのまま真似しないでください。

洗い方の指導も

もうひとつ、2件目で言われたのが、

お風呂の時は石鹸なしで優しく洗うのがいい

というものでした。

それまではアラウ.ベビーの泡タイプのベビーソープを使って、泡でしっかり洗っていました。

念のため書いておくと、「このベビーソープが良くなかった」という話ではありません。

赤ちゃんによって合う合わないがどうしても出てくるみたい。

調べてみると、洗浄剤を使っていて皮膚の症状が出た子に、お湯だけの洗浄と白色ワセリンでの保湿を指導するだけで効果が得られることがある、という皮膚科医の話もありました。

ただし、逆の指摘もあります。

石鹸を使わずお湯だけで洗うと、皮脂汚れが残ったり毛穴が詰まりやすくなって、それがトラブルにつながる可能性もあるとも。

つまり、どちらが正解というものではなく、その子の肌の状態で変わるということだと思います。

我が家は「石鹸をやめて良くなった」側でしたが、これはあくまで一例です。

肌の弱いお子さんやアレルギー体質のご家族がいる場合は、自己流で洗い方を変える前に一度医師に相談してみるのがいいと思います。

乳児湿疹のときのスキンケア、せっけんを使う? 使わない?|すくすく子育て情報

翌日には目に見えて変わった

次の日には明らかに赤みが引いていました。

おそらくステロイドの力だと思います。

ただ、あまり長く塗り続けたくない薬なので予防が重要です。

石鹸を使わず優しく洗うことと、ワセリンでの保湿を続けて再発を防いでいます。

その甲斐あってか、受診から1週間経った今も、綺麗なお肌を保てています。

もちろんこれは我が家の場合です。

同じ薬でも効き方は子どもによって違いますし、たまたま自然に治まるタイミングと重なった可能性もあります。

どちらの先生も間違っていない

結果だけ見れば、「2件目が正解で1件目が外れ」に見えます。

でも、そう単純な話ではないと思っています。

  • 生後1ヶ月でステロイドを使わない、という判断も一般的にあるもの。
    まず非ステロイドと保湿から始めて、効かなければ次の手に進むという判断
  • 2件目は、その「効かなかった」という結果を持って行った状態で診てもらっている

僕の反省は、妻の「良くなっていない」という感覚を、心配しすぎだと受け取っていたことです。

2人ともが納得できる選択をするのが一番です。

まとめ|赤ちゃんの乳児湿疹が気になる方へ

赤ちゃんの湿疹に決まった正解はありませんし、非ステロイドの薬と保湿だけできれいに治っていく子もたくさんいます。

ステロイドを出してもらえば解決する、という単純な話でもありません。

とはいえ、まわりの子が良くなっていくのを見ながら、自分の子の赤みだけが引かないとこたえるものですよね。

今回は、生後1ヶ月の娘にステロイドが出なかったことと、そのあと皮膚科を変えて処方が変わるまでの経過をまとめました。

  • 生後1ヶ月でステロイドを使わない判断も、弱いステロイドを使う判断も、どちらもある
  • 同じ月齢・同じ見た目でも処方が違うのは珍しくない
  • まわりと違う=間違いではない
  • ジュクジュクする/黄色い汁が出る/掻いて眠れない・飲めないは、次の予約を待たずに受診

夫にできるのは、代わりに診察を聞いてきて安心させることではなく、妻が考える道筋に沿って、一緒に考えて進めていくことだと思います。

妻の納得のない育児に、家庭の安寧はありません。

娘の首と耳は、いまのところ落ち着いています。

あれだけ毎晩のぞき込んでいた妻も、今は抱っこして安心して寝かせています。

我が家では早めの受診が家庭にも安寧をもたらしたのだと思います。

※本記事は2026年9月時点の我が家の記録です。
薬の内容や使い方は、必ず実際に診察した医師の指示に従ってください。

〈参考リンク〉

ステロイドの塗り方|社会医療法人財団聖フランシスコ会 姫路聖マリア病院

乳児湿疹のときのスキンケア、せっけんを使う? 使わない?|すくすく子育て情報

医師の間で広まる「洗いすぎない」スキンケア術|日本経済新聞

乳児脂漏性湿疹(皮膚炎)の原因&対処法|シオノギヘルスケア

新生児期からの正しいスキンケアと3つのポイント|ピジョンインフォ

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