持ち物リストは埋めたけど、実際に使うのはどれなんだろう?
みんなが必須って言うもの、うちも本当にいるのかな?
出産準備の記事はどれも「あると便利!」が多くて、どれが本当に必要なのかわからなくなりますよね。
僕たちも色々なパターンの「いるものリスト」を見て、陣痛バッグと入院バッグを準備しました。
結果、僕たちは前期破水から陣痛促進剤、吸引分娩・会陰切開を経て、最終的に緊急帝王切開で出産しました。
普通分娩の入口と、帝王切開の出口の両方を通ったお産です。
今回は、リストの中身の話ではなく、うちで実際に使って便利だったもの6つ、使わなかったもの4つ、そして持っていけばよかったもの2つまとめてみました。
実際にお産を通してわかったことは、「お産と産院の状況は人によって違うため、用意するに越したことはない」ということでした。
これから入院バッグを準備する方の参考になれば嬉しいです。
僕たちの持ち物リストはこちらから
前提|僕たちのお産はこう進みました

物の評価は、お産の進み方でまったく変わります。
判断の材料になるので、まず僕たちのケースを共有させてください。
- 前期破水で入院
- 陣痛促進剤を長時間投与
- 吸引分娩を試み、会陰切開
- 最終的に緊急帝王切開
つまり妻は、お腹の傷とお会陰の傷、両方を抱えた状態で産後を過ごしました。
座るのも、起き上がるのも痛い。
その前提で読んでいただけると参考になると思います。
出産レポはこちらから
使ってよかったもの6選

1. ペットボトルに挿せるストロー|陣痛中はこれがないと水が飲めません
陣痛中、ペットボトルを普通に飲むのは難しい人がほとんどだと思います。
理由はシンプルで、痛みの波が来ている間は上体を起こせないからです。

痛みが引いている間に飲めばいいんじゃないの?
と思うかもしれませんが、波が引いている間はいつ来るかわからない次の痛みへの恐怖と、回復で精一杯です。
促進剤を使うお産は長丁場になりやすいので、水分を取れないのは本当にきついです。
マストで必要なアイテムだと思います。

自分でキャップも開けられなかった
ちなみにうちでは、お茶とスポーツドリンクどちらをいつでも飲めるように2本用意し、これが大正解でした。
2. 着圧ソックス|産後のむくみは想像の上をいきます
産後の足のむくみは出産前の想像以上です。
出産後、妻は妊娠中以上にむくむことになりました。
締めつけの強さは好みが分かれるので、妊娠中から履き慣れているものを持っていくのが安全です。

3. ドーナツクッション|会陰切開のあとは「座る」が仕事になります
産後は授乳、食事、面会と、座る時間が一気に増えます。
ところが会陰を切ったあとは、その「普通に座る」が痛みとの戦いになります。
妻の場合は、帝王切開でお腹の傷もあったので、体を支えるのに使える筋肉がほぼありませんでした。
ゆっくり腰を下ろす動作そのものが難しく、さらにお尻に体重がかかるのも痛い。
ドーナツクッションがあるだけで、着席のハードルを下げることができました。
切開があるかどうかで必要かどうか変わります。
こちらは出産後でも間に合う準備品だと思います。
世の旦那さんはすぐに買いに行けるようにピックアップしておきましょう。
4. お尻セレブ(お尻用ウエットシート)|紙を変えるだけで負担が減ります
会陰の傷がある状態でのトイレは、それだけで気が重くなります。
拭くものを変えるだけで負担が減るなら、費用対効果はかなり良い部類だと思います。
なお、産院によってはトイレが共用だったり、備品の持ち込みルールがあったりします。
また個室かどうかで使い勝手が変わったり、トイレに流せないものなので、捨て方についてもルール確認が必要です。
5.黒・紺などの濃い色の前開きパジャマ|悪露は想像より多いです
明るい色のパジャマだと、悪露がとにかく目立ちます。
産後の出血は自分でコントロールできるものではなく、パッドをしていても大量に漏れることがあります。
初日から3日目は特に酷かったそう。
淡いピンクや白のマタニティパジャマは売り場にたくさん並んでいますが、妻の実感としては黒か紺を選んでおいたほうが気が楽でした。
汚れが目立たないだけで、気持ちの負担がだいぶ違います。

目立つパジャマだったら、親族の面会のタイミングとかずっと気になっちゃう
6. ホットアイマスク|産後に眠れる
産後、これが気持ちよかったそうです。
分娩でほとんど眠れず、産後もすぐ3時間ごとの授乳が始まるので、短時間で回復したい場面にはまりました。
使わなかったもの4選|ただし、産院の環境次第

先にお伝えしておくと、これらは「いらない物」ではありません。
うちの産院と、うちのお産の進み方では出番がなかった、という話です。
同じ物が命綱になる人も普通にいると思います。
1. ドライシャンプー|陣痛中に使う余裕はありませんでした
「シャワーを浴びられないときに」と勧められて用意しましたが、陣痛の最中にそれを思い出す余裕がゼロでした。
ボディシートは陣痛初期に使用しましたが、ドライシャンプーは開封しないまま退院しました。
とはいえ、術後すぐはシャワーの許可が下りないことがあります。
通常帝王切開だと2日間入浴が禁止な場合もあります。
うちの産院の場合は「入れるようなら入っていい」ということでしたが、入浴不可の場合、3日間汗が流せないことになります。
入院が長引いたり、シャワーの再開が遅れたりすれば出番はあると思います。
2. 冷却タオル・冷えピタ|真夏でも、妻は冷えていました
真夏の出産だったので、暑さ対策はしっかり準備していきました。
結果は逆で、病室の空調で妻はかなり冷えていました。
活躍したのは、産院が用意してくれた足湯と、温めるジェルパックです。
陣痛中は、本人は自分が暑いのか寒いのかも判断できなくなります。
付き添っていて驚きました。

暑いとか寒いとかない?
と聞いても

わからない
ちょうどい
と返ってくる。
でも助産師さんに触ってもらって、足湯を用意してもらった妻はとても気持ちよさそうでした。
付添人は見て触れて判断する必要があります。
手足の冷え、震え、汗。
物を用意する前に、この役割を知っておくほうが役に立つかもしれません。
3. ハンディファン
これも同じ理由で出番がありませんでした。
夏の出産だと必需品リストに必ず入っていますが、空調の効いた産院では不要になる可能性があります。
一方で、いきむときに顔まわりを冷やしたい人もいます。
分娩室の環境は産院ごとに違うので、冷やすものも温めるものも用意しておくのが確実だと思います。
4. モバイルバッテリー|延長コード+長いケーブルで足りました
うちの場合は、延長コードとケーブルの長いスマホ充電器があれば十分でした。
ベッドからコンセントが遠いことのほうが問題で、電源そのものには困りませんでした。
ただし、病室での延長コードの使用を禁止している産院もあります。
持ち込み不可ならモバイルバッテリーの出番になるので、ここは必ず確認してください。
持っていけばよかったもの2選

最後に「あったらいいな」と思ったものです。
うちで欲しかったのはこの2つでした。
1. クロックス(かかとが留まる靴)|むくみで普段の靴が入りません
退院の日に気づいたのですが、むくみで靴が入らないことがあります。
病室内の移動、シャワー、授乳室への往復と、入院中は意外と歩きます。
うちの産院ではスリッパが貸してもらえたため、不自由なく歩けていました。
でも退院のタイミングで履いてきたはずの靴が入らないことに気づきます。
結果つま先立ち歩きで帰ることになりました。
クロックスなど安定したサンダルがあれば、もうちょっと負担なく帰れたかもしれません。
2. 大きめのもこもこ靴下|陣痛中の冷え対策には別枠が必要でした
着圧ソックスとは役割が別です。
着圧はむくみ対策、こちらは冷え対策用です。
陣痛中、妻の足はとにかく冷えていました。
ジェラートピケのようなふわふわで、ゆったりした大きめの靴下があればよかったと思っています。
むくんだ足に締めつけの強い靴下は入らないので、大きめであることが条件です。
ただしこれも、産院の空調次第です。
暑い環境なら不要になります。
判断は現地で、というのが正直なところですが、荷物としては軽いので入れておいて損はないと思います。
産院が用意してくれたもの|買う前に確認を

僕たちの産院では、次のようなものを用意してくれていました。
- 足湯
- 温めるジェルパック
- 産後の痛み止め
産後を救う命の痛み止め薬は、買って持ち込む物ではなく、産院が出してくれました。
市販薬を用意する必要はありませんでした。
産院によって支給される物は本当にバラバラです。
買う前に、次のような項目も確認しておくと無駄が減ります。
- パッド類は何枚支給されるか
- ベッドまわりのコンセント位置と、延長コードの持ち込み可否
- お尻ふき、おむつ、肌着、タオルは持参か、産院で用意があるか
まとめ|入院の持ち物をそろえる前に知っておきたいこと
持ち物リストに正解はありませんし、ネットのリストをそのまま用意して問題なかった方もたくさんいます。
これさえあれば安心、という単純な話でもありません。
とはいえ、何が必要かは入院してみるまでわからないというのが、実際に経験してみての正直な感想です。
お産の進み方も、産院の設備も、その日の体調も違うからです。
今回は、僕たちが実際に使ったもの・使わなかったもの・持っていけばよかったものについてまとめました。
- 陣痛中に使えるのは、片手で・寝たまま・考えずに使える物だけ
- 産後は「起き上がれない・座れない・汚れる」前提で選ぶ
- パジャマの色は悪露が目立たない黒か紺
- 暑さ対策が必要かどうかは、産院の空調次第
- 真夏でもあたたかグッズを用意しておくと安心
夫にできるのは、産院に支給品と設備を先に確認しておくこと、そして足りないと分かった瞬間に買いに走れる状態でいることだと思います。
使わずに持ち帰った物もありましたが、後悔したのは足りなかった物のほうでした。用意しておくに越したことはありません。
そして妻は今、あれこれ言いながらも元気に赤ちゃんを抱っこしています。
どんな準備でも、母子ともに元気に退院できればそれが正解なんじゃないかと思います。
〈参考リンク〉
産後の悪露とは?やらなきゃ損!産褥体操も紹介|ソフィ(ユニ・チャーム)
産後に起こる出血「悪露」とは?異常な悪露や生理との違いについて|ガーデンヒルズウィメンズクリニック
産後、足のむくみがなかなか引きません。むくみの原因と解消法は?|花王 メリーズ マタニティ応援ナビ
産後の足のむくみがつらい!原因と解消方法を紹介|FANCL CLIP




コメント