少ししか食べていないのに、お腹がパンパンで苦しい。。。
胃酸が上がってきて、夜は喉が痛くなる。。。
この記事を開いたあなたは、今まさにそんな状態かもしれません。
うちの妻も同じです。
妊娠32週の今、ご飯を食べると

お腹が裂けそう
と苦しんでいます。
心配になって調べたところ、これは「後期づわり」と呼ばれる、妊娠後期によくある症状だとわかりました。
この記事では、夫として調べたことと、わが家で実際に試した対策の結果をまとめます。
同じ症状で不安になっている方が、少しでも安心できる材料になれば嬉しいです。
その症状、「後期づわり」かもしれません

調べてわかったのは、妊娠後期の吐き気・胃もたれ・胸やけは、決して珍しいことではないということです。
また「後期づわり」というのは正式な医学用語ではなく、妊娠後期に起こる胃腸の不調をまとめた俗称のようです。
初期のつわりがホルモンバランスの急激な変化によるものなのに対して、後期づわりは仕組みが違います。
- 大きくなった子宮が胃を物理的に圧迫する
- ホルモンの影響で胃腸の動きが鈍くなる
この2つが重なって症状が出ます。
つまり、体の異常事態ではなく、赤ちゃんが順調に大きくなっているからこそ起こる症状と言えます。
始まる時期は妊娠7〜8ヶ月頃からが多く、終わりについては、36週頃に赤ちゃんが骨盤の中へ下がってくると胃の圧迫が減って楽になる傾向があるそうです。
ただし出産まで続く人もいて、個人差は大きいとのこと。

出産までずっと苦しいままなんだ、、、
と限らないことがわかっただけでも希望になります。
赤ちゃんが下がってくれば楽になる可能性がある!
わが家もこれを希望に過ごしています。
少ししか食べていないのに満腹になるのはなぜ?


以前より少ない量しか食べていないのに、お腹がはちきれそうに苦しい
外食で一人前食べられなくなった妻は嘆いています。
でもこれもおかしなことではないみたい。
妊娠後期は子宮によって胃が持ち上げられ、胃の容量自体が物理的に小さくなっているようです。
つまり「腹八分目」のラインが、妊娠前よりずっと手前に来ている。
本人の感覚では満腹でも、実際に食べた量は少ないはず。
これは胃のキャパシティの問題であって、あなたの食べ方が悪いわけではありません。
うちの妻も、以前よりだいぶ少ない量で限界がきます。
本人いわく

胃がいっぱいになるとお腹が張り裂けそう
だそうです。
同じ感覚の方、多いのではないでしょうか。
「お腹が裂けそう」な感覚は妊娠線と関係ある?
満腹のたびに「裂けそう」と感じていると、

このまま皮膚が本当に裂けて、妊娠線になるんじゃ…
と心配になるかもしれません。
妻も気にしていたので調べました。
結論:満腹と妊娠線は関係ありません。
満腹で感じる「裂けそう」は、胃や子宮が内側から圧迫される感覚です。
一方、妊娠線は皮膚の内側の真皮が裂けてできる線で、原因は急激な体重増加や、お腹が数週間かけて急成長することによって皮膚の伸びが追いつかなくなること。
一回の食事でお腹が膨らんだくらいで真皮は裂けません。
なので、食べるたびに妊娠線を心配する必要はないようです。
食事で気をつけるなら、一回の満腹ではなく、トータルの体重管理のほうです。
短期間で体重が急に増えると皮膚への負担が大きくなり、妊娠線ができやすくなります。
そんな今やっておきたいのは保湿ケアです。
妊娠後期はお腹が一番大きくなる時期で、皮膚はどんどん引き伸ばされています。
保湿クリームで皮膚の柔軟性を保っておくことが、いちばん現実的な妊娠線対策です。
妊娠線についてはこちらでまとめているので、参考にしてみてください。
胃酸が上がって喉が痛い…これも後期づわり?

食後や就寝時に胃酸が上がってくる。
酸っぱいものがこみ上げて、喉がイガイガする。
これも妊娠後期によくある症状のようです。
妊娠中はホルモンの影響で胃と食道の境目がゆるみやすくなっており、そこに大きくなった子宮の圧力が加わるため、逆流性食道炎に近い状態になりやすいそう。
うちの妻も、

寝ていると胃酸が上がってきて、喉が痛くなる
と言っています。
対策は後半詳しく書きますが、ひとつ先にお伝えしたいのは、つらい場合は我慢しなくていいということです。
妊娠中でも安全に飲める胃酸を抑える薬を処方してもらえる場合があるそうなので、健診で相談してみてください。
わが家も次の健診で伝えるつもりです。
食べる量は減ったのに、体重が減らないのはなぜ?


こんなに食べていないのに、体重は変わらない。むしろ増えてる
妻が一番モヤモヤしていたのがこれでした。
でも調べてみると、これも自然なことでした。
妊娠後期は赤ちゃん・羊水・血液量がどんどん増えていく時期です。
お母さんの食べる量が減っても、赤ちゃん側の重さは増え続けるので、体重が維持される・増えるのはむしろ普通のこと。
見方を変えれば、食べられない中で体重がキープできているのは、赤ちゃんが順調に育っているサインとも言えます。
過度な増加でなければ「食べてないのに太る」と落ち込む必要はありません。
食べられなくて、赤ちゃんは大丈夫?
一番不安なのはここだと思います。
一般的に、赤ちゃんはお母さんの体に蓄えられた栄養も使って育つため、一時的に食事量が減っても、すぐに赤ちゃんの栄養が足りなくなるわけではないと言われています。
健診で赤ちゃんの推定体重が順調に増えていれば、まずはそれが何よりの安心材料です。
ただし、これはあくまで一般論です。
嘔吐が続いて水分も取れない、食事がほとんど取れない状態が長く続く、といった場合は話が別なので、必ずかかりつけの産婦人科に相談してください。
健診を待たずに連絡していい症状です。
不安なときは、エコーで元気に動く赤ちゃんを思い出してください。
あなたが「食べられない」と悩んでいる間も、赤ちゃんはちゃんと育っています。
後期づわりを少しでも楽にする対策

ネットで検索すると定番の対策がいくつも出てきますが、実際に試すと「効くもの」と「うちには合わなかったもの」がありました。
小分けに食べる → 効果あり。ただし完璧は無理
1回の量を減らして回数を増やす方法です。
一気に食べなければ「裂けそう」までは行きません。
ただ、回数を増やすと準備も片付けも増えますし、外食する日は現実的に難しいことも。
半座位(上半身を起こして寝る)→ わが家は合いませんでした
「上半身を起こして寝ると胃酸が逆流しにくい」というのは、よくある定番対策のようです。
妻も試したようですが、合わなかったみたい。
半座位を保てる場所がソファしかないうえ、妻の場合は

みぞおちが圧迫されて余計に苦しい
とのこと。
お腹が大きい体型だと、上半身を起こすことで逆にお腹周りが詰まる感覚があるようです。
寝る向きを使い分ける → わが家はこれが一番効きました
試行錯誤の末にたどり着いたのが、その時の症状に合わせて寝る向きを変える方法です。
- 疲れたとき → シムス位:左側を下にして、上側の脚を曲げて抱き枕などに乗せる姿勢
- 胃がパンパンで苦しい・胃酸が上がりそうなとき → 右側を下に
シムス位は妊婦さんの定番のリラックス姿勢で、妻も疲れたときはこの体勢を取りたがります。
ただ胃酸対策としては妻の場合「右側を下」のほうが楽でした。
一般的には「左側を下にしたほうが胃の形状的に逆流しにくい」と言われていて、定説とは逆でした。
しかしこれは僕にも覚えがあります。
僕は昔から胃があまり良くなく、食べすぎた後などは胃の膨満感に苦しんできました。
その時にとっていたのが、右側を下にする体勢です。
左側を下にすると、胃酸が上がって苦しかった。
経験上、胃が悪い時は右を下にするのが有効だと思っています。
そしてここから学んだのは、体勢の正解は人によって違っていいということです。
ネットに書いてある向きが合わなくても気にせず、いろいろな体勢を試して、自分が一番楽な向きを探してみてください。
本人が楽なら、それがあなたにとっての正解です。
パートナーの方へ|夫にできること

この記事を読んでいるのが夫・パートナーの方なら、わが家でやっていることが参考になるかもしれません。
「食べなきゃダメだよ」と言わない
食べられないことを一番わかっていて、一番不安なのは本人です。
そこに正論をぶつけても、プレッシャーにしかなりません。
代わりに、食べられそうなものを少量ずつ出す。
残しても何も言わない。
食べられた日は一緒に喜ぶ。
常に寄り添う姿勢をとってください。
一緒に歩く
わが家は1日10kmを目標にウォーキングをしています。
あくまで目標で、全然届かない日もあります。
でも奥さんが運動していたり、歩いたりしている方は、行ける日は一緒にやってみてください。
「一緒にする」こと自体に意味があると感じています。
一人で黙々と歩くのと、話しながら歩くのとでは、続きやすさが全然違います。
もちろんお腹の張りや体調が最優先で、無理は禁物です。
家事をする
我が家では食事は僕担当、掃除は妻担当、洗濯は2人で。
という担当になっていました。
しかし今は妻が産休に入ったため、掃除・洗濯は妻、食事もちょくちょく妻が作ってくれます。
非常に甘えてしまっている環境ですが、赤ちゃんが産まれれば家事は全て夫の仕事になります。
今のうちから家事に慣れたり教えてもらっておきましょう。
特に育休を取る場合は全て自分でやる意識を持っておきましょう。
こんなときは病院へ

最後に大事なことです。
似た症状でも、後期づわり以外の問題が隠れていることがあります。
- 嘔吐が続いて水分も取れない
- 急激な体重増加やむくみがある
- 症状がどんどん悪化している
こうした場合は自己判断せず、かかりつけの産婦人科に相談してください。
健診のときに「実はこんな症状があって」と伝えるだけでも大丈夫ですし、つらければ健診を待たずに連絡していいのです。
遠慮する必要はまったくありません。
まとめ
- 後期づわりは赤ちゃんの成長に伴う症状
- 食べられなくても体重維持なら良いサイン
- 対策の正解は人それぞれ。合わなくてOK
- つらい症状は遠慮なく健診で相談を
「お腹が裂けそう」と苦しむ妻の隣で、夫にできることは多くありません。
それでも、楽な体勢を一緒に探したり、隣を歩いたりすることはできます。
この記事が、同じ症状で不安な夜を過ごしているあなたの、少しの安心になりますように。
〈参考リンク〉
後期つわりはいつまで続くの?妊娠後期を上手に乗り切る方法 – teniteo[テニテオ]
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