精子濃度はどのくらいが普通?精子検査で男性不妊が発覚した夫の体験談

不妊治療体験

男性不妊と診断されてしまった。。。

男性不妊ってどのくらいの割合なんだろう。。。

不妊治療専門クリニックで不妊治療を始めると、男性も精子検査(精液検査)を受けることになります。

そのとき多くの人が気になるのが

  • 精子濃度がどのくらいだと自然妊娠できるのか
  • 自分の数値は問題ないのか

という点だと思います。

僕は検査した結果、男性不妊であることがわかりました。

すごくショックな体験でした。

この記事では

  • 精子検査の基準値
  • 自然妊娠が難しくなる目安
  • 実際に僕が精子検査を受けたときの体験

をまとめています。

これから検査を受ける人の参考になれば幸いです。

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不妊治療夫

29歳夫乏精子症×28歳妻pcos
1人目不妊治療からの妊娠継続中
R7.04~ 体外受精開始
R7.05. 5w4d流産
R7.08. 5w5d流産
R7.10 月経
R7.11. 体外授精④
R.7.12.6w4d心拍確認
R8.01.妊娠13週

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精子濃度が低いと自然妊娠は難しい?基準値を解説

精子検査ではいくつかの数値が確認されます。

代表的な基準値は以下の通りです。

項目基準値
精液量2.0〜4.0ml
精子濃度4,000万/ml
運動率60%
運動精子濃度2,400万/ml

妊娠において特に重要なのは「運動精子濃度」と言われています。

一般的には

  • 運動精子濃度1500万/ml以下 → 自然妊娠が難しくなる可能性
  • 運動精子濃度1000万/ml以下 → 体外授精も難しく、顕微授精が必要になる可能性

があるとされています。

もちろんこれはあくまで目安で、実際には年齢や女性側の状態なども関係します。

結果として僕の運動精子濃度は500万/mlでした。

精子持ち込みの注意事項

今回は僕だけで病院へ行きました。

男性にとって唯一の活躍どころ?とも言える
精子検査の日です。

土曜日は非常に混むということで、平日の朝一で病院に行くことにしました。

診療予約は9時からでしたが、30分〜1時間前に精子を提出する必要があるため8時半頃に病院へ向かいます。

そして精子を提出する際にはいくつか注意事項があります。

当日採取した精子を持参する

精子は当日採取したものを持っていく必要があります。

寝る前の0時〜1時くらいに採取するか迷いましたが、新鮮な方がいいかもしれないと思い、朝に採取してすぐ病院へ行きました。

一応病院で採取することも可能でしたが、持ち込みの方が診察までの待ち時間が早くなりました。

ローションやコンドームは使わない

採取の際は

  • ローション
  • コンドーム

などは使用しないように言われました。

余分な成分が混ざることで正確な数値が出なくなる可能性があるためです。

温度管理に注意する

病院へ移動する際は

  • 保冷剤
  • カイロ

などは使わないように言われました。

精子の保存に適した温度は、20〜25℃と言われています。

冷やしたり、逆に温めたりしないよう注意が必要です。

実際の精子検査の結果

朝一番で提出したため、9時頃から診察が始まりました。

扉を開けて診察室に入ると、なにやら少し重い雰囲気。

緊張していたため咳払いをすると

今日って体調が悪かったりしますか?

と先生に聞かれました。

いえ、そんなことないです。

と元気に答えましたが、なにやら向こう側の緊張が高まる雰囲気。

そして紙で検査結果が渡されました。

結果はこちら

重要な運動精子濃度は500万/ml

簡単に言えば、

  • 精子濃度が低い
  • 運動率も低い
  • 運動精子数も少ない

という結果でした。

つまり、自然妊娠はかなり厳しい精子濃度で、ただの体外授精も難しい状態でした。

精子濃度が低い場合の治療:顕微授精

体外受精にはいくつか種類があります。

通常の体外受精は、卵子に精子を振りかけて受精させる方法です。

しかし僕の精子濃度ではそれも難しいため、顕微授精しかないという話でした。

顕微授精とは、卵子に直接精子を注入する方法で、精子が少なくても、受精させることができます。

男性不妊とわかったときの正直な気持ち

自然妊娠が難しいと伝えられたとき、かなりショックでした。

今まで僕は、どこか妻の不妊だと思っていて
少し他人事だったのかもしれません。

自分に子どもを作る能力がないと分かると、無力感というか生物としての欠陥を感じるようになりました。

事前にPCOSと診断された妻が、感じていたであろう自責を、少しだけ理解できた気がします。

先生には

無精子症の人もいるし、精子があるから全然大丈夫ですよ

と言われました。

実際、精子がありさえすれば、顕微授精で全然問題ないんだと思います。

それでも

自分の性行為には全く意味がないんじゃないの?

とか、言うのが難しいんですが、とにかく無力感でいっぱいでした。

とにかくショックだったとしか言いようがありません。

すぐに妻に報告しましたが、妻はちょっとうれしそうでした。

不妊の原因が自分だけでなかったことへの安堵と、同じ境遇?を分かち合えるからだと思います。

妻の負担が軽くなったなら、実害も大きいものでもないし、むしろ喜ばしいことなのですが、、、

とにかくショックとしか言えなかったです。

男性不妊は決して珍しくない

不妊というと、女性の問題と思われがちですが、実際には約半数は男性側にも原因があると言われています。

僕たち夫婦の場合も

  • 男性不妊
  • 妻のPCOS

両方が重なっていました。

不妊治療をしていると、自分を責めてしまうこともありますがどちらか一人の問題ではないことが多いというのは、わかっておきましょう。

まとめ|精子濃度が低くても不妊治療なら大丈夫

精子検査の結果によっては、自然妊娠が難しいと伝えられることもあります。

僕自身も

  • 精子濃度が低い
  • 運動率も低い

という結果で、最初はかなりショックを受けました。

ですが現在の不妊治療では

  • 体外受精
  • 顕微授精

といった方法があり、精子の数が少なくても妊娠できる可能性は十分あります。

また不妊の原因は、夫婦両方に要因があることも珍しくありません。

不妊治療をしていると、どうしても自分を責めてしまうこともあります。

でも一番大切なのは、夫婦で同じ方向を向いて進んでいくことです。

落ち込むことなく、一緒に進めるようにしていきましょう。

この記事が、これから精子検査を受ける人や
結果に不安を感じている人の参考になれば嬉しいです。

<参考リンク>

男性不妊の割合はどのくらい?最多の原因と知っておきたい治療法 – 銀座リプロ外科

意外に多い男性の不妊症について | 日本メンズヘルス医学会

精液が冷えた状態で届くことがあります | うめだファティリティークリニック

第12回 精子の保管温度と運ぶ時の注意点と保温器 – Noah ART Clinic武蔵小杉

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