確認できた胎嚢が小さい、、、
先日BT20(妊娠5週4日頃)の健診を迎えました。
毎日流産におびえながら、検診を重ねて一刻も早く安心したい日々。
待ち遠しいけど、ちゃんと赤ちゃんがいるか緊張の検診の日を迎えました。
しかしそこでの結果は流産の不安を吹き飛ばし、新たな不安で僕らの心を曇らせました。
検診で見えた胎嚢が 8.0mm

この時期にしては小さいんじゃない、、?
ほんとは10mmなくちゃいけないのに、、
成長が止まっちゃっているのかも
検索すると「小さい、卵黄嚢見えない=危険」など不安ワードが溢れていて、そこから不安の時間を過ごしています。
SNSを見ると胎嚢が9mmや11mmなど、僕らより大きく育っている人でも不安がっているので、僕らの不安に拍車がかかっています。
この記事では、当日の記録とあわせて、
- 通常はどのくらいの胎嚢サイズなのか
- 卵黄嚢とは何か、見える/見えないの意味
- サイズだけが安心材料ではない理由
- 不安な5週で、祈る以外にできること
を当事者目線でまとめます。
5週4日の胎嚢サイズ8.0mmは小さい?「通常の範囲」は?

一般的なサイズの目安
5週4日での平均サイズは10mm~15mm程度と言われています。
しかしこの時期の胎嚢サイズには個人差があり、5週後半で胎嚢が5mmでも、後からサイズが追いついたという事例もあるようです。
とはいえ「小さい=順調に育っていないのでは?」と素人目には感じられてしまいます。
なぜこんなに個人差が大きいの?
- 着床日が2〜3日ずれるだけで5mm以上差が出る
- ホルモン補充周期は着床が遅れやすい
- 胎嚢は1日1mm以上成長する
同じ5週でも見た目の差が激しい時期ではあるようです。
しかし通常の妊娠なら排卵日・着床日のズレで片が付きそうですが、移植した日が確実にわかっている体外授精で、着床日がそんなに大きくずれるだろうか。
フライング検査もやってしまっているからこそ、着床のタイミングもそんなに遅くなかったことが何となくわかってしまっています。
そんな単純な話でもないんだろうけど、とにかく不安がぬぐえない。
卵黄嚢とは?見える・見えないは何を意味する?

妻がもう一つ気になっているのが、今回医師が「卵黄嚢」について言及しなかったことです。
卵黄嚢とは
- 赤ちゃんに初期の栄養を届ける袋
- エコー写真で丸型のリング状に見えてくる
- 胎芽より先に見えてくる
- 目立ち始めるのは胎嚢10mmを超えてから
今回の胎嚢写真がこちらです。

なんとなく丸型リングが見えるような気がしますが、これが「卵黄嚢」なのかの言及がありませんでした。
胎嚢8mmで「卵黄嚢」は見えるのか
調べてみる卵黄嚢がはっきり丸く見えるのは胎嚢が10〜12mmを超えた頃 が一般的のようです。
胎嚢が8mmということは、「影のように見えるだけ」は普通の範囲とのこと。
でも何が不安なのかって、1回目の妊娠の時は5週2日で胎嚢は8mm・丸いリングも結構しっかり見えていました。
こちらが当時のエコー写真です。

ただ、流産してしまったときのエコー写真なので、これが正解だったわけでもないのですが、、、
判断が難しい。
当時の体験はこちらから
「サイズだけで安心・不安」は判断できない理由

我々の不安をよそに、実は医師からは「順調」だと告げられました。
胎嚢サイズが小さく、卵黄嚢も影がうっすら。
いったいどこに安心材料があるのでしょうか。
妊娠初期は「数値」や「サイズ」に目が行きがちですが、医師が見ているのは実はもっと総合的なようです。
医師がチェックしているポイント
- 胎嚢の形(いびつでないか)
- 子宮内の正しい位置に着床しているか
- 卵黄嚢の予兆があるか
- 出血がないか
- ホルモン値・hCG推移
- 胎嚢の成長スピードが妥当か
つまり大きさだけを切り取っても予後のことは何も言えないということみたい。
どれだけ不安でも大事なのは経過で、ここからの1週間が非常に重要。
逆に言えば1週間後の胎嚢の様子にすべてがかかっているようです。
数値に振り回されがちな時期だからこそ、「今回の結果だけじゃ何もわからないこと」は心に留めておきたいですが、不安の中で経過を待つのに、1週間は長すぎるよ、、、
不安で祈るしかない…それでも「今できること」はある?

1週間後の検診が怖く、とにかく祈るしかないのですが、僕らの心の平穏のためにも何かやってる感が欲しい。
「これをやっているから大丈夫」「きっと成長している」と信じるためにも、できることを調べてみました。
① 無理な動き・重い物は控える
科学的に流産を防げるわけではないですが、
子宮収縮を誘発する行動は避けて損はありません。
② 体を冷やさない
温活は「絶対効果がある」わけではありませんが、血流低下は避けたいので、
- 足首を冷やさない
- お腹を冷やさない
穏やかな温活を続けた方が良いみたいです。
温活体験はこちらから
③ 十分な睡眠
夜は細胞分裂が活発になる時間帯なので、睡眠は想像以上に重要なようです。
④ メンタルケア
不安はホルモンバランスに影響を与え、交感神経が優位になると血流が下がります。
- 不安を書き出す
- 深呼吸(4秒吸って6秒吐く)
- 5分だけ泣く
など自分を落ち着かせる習慣を持っておくと心の健康を保つのに役立ちそうです。
メンタルケアは手法はこちらから
⑤ 情報断ち
不妊治療で検索魔になること辛い状況につながることが多いです。
正直今回の胎嚢サイズについても事前に調べなければ、こんなに落ち込むことなく過ごせていたと思います。
しかも悪い情報を発見すると、より悪い情報を深く知ろうとしてしまいます。
不安を強くしてしまう負のスパイラルです。
意図的に見ないという選択はメンタルの命綱になります。
最終的には「胎児の力」が一番大きい

調べているどのページにも揃って書いてありますが、この時期の妊娠継続は
- 胎児の染色体
- 細胞分裂の状況
- 受精卵の生命力
が大部分を占め、ママが何かをして防げるものではありません。
だからこそ、今回の診察で悪い所見がなかったという事実は、とても大きなプラスで、本当は自信をもって過ごしていい1週間のはずなんです。
次回は6週4日(BT27)で検診
6週4日は
- 卵黄嚢がはっきり見える
- 胎芽が確認できる
- 心拍が見えてくる
という大きな節目です。
大きくなっていなかったらどうしよう
心拍が確認できなかったら?
胎芽が見えなかったら?
非常に怖い検診を待つ時間、非常に長い1週間になりそうです。
不安でいっぱいですが、今回も夫婦で力を合わせて乗り越えていきたい。
まとめ
- 5週前半〜半ばの胎嚢は 1日1mm前後 のペースで変化する
- 5週4日の胎嚢8mmは「小さめだが許容範囲」 に入ることが多い
- 排卵日・着床日のズレ、内診の角度などで大きさには誤差が出る
- フライングで早期に陽性でも、胎嚢の成長スピードは個人差が大きい
- 医師が「順調」と言ったなら、その時点で大きな問題は認めていない可能性が高い
- 本当に大事なのは 1週間後の成長(胎嚢の拡大・卵黄嚢の形・心拍)
調べていると妊娠初期、とくに5週は不安で過ごす方もとても多いことがわかりました。
胎嚢の数字ひとつで一喜一憂してしまう時期ですが、この頃の成長には本当に大きな個人差があり、たった数日のズレで数値が大きく変わります。
今回の8mmという数字も、「小さめだった」と悩む一方で、お医者さんに「順調です」と言ってもらったなら、その診断には確かな根拠があるから信じるのが間違いない。
次の診察で、しっかり大きくなった胎嚢に再会できますように。
この記事を読んでいる方全員に赤ちゃんが訪れますように。
〈参考リンク〉
【医師監修】胎嚢の大きさの目安を時期ごとに解説!出産への影響は? | 【楽天市場】 Mama’s Life







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