流産の経験とその後

不妊治療ブログ

💡この記事はこんな方におすすめ

💨出血や下腹部痛がある方

💨流産後の経過が気になる方

💨流産の不安がある方

「流産したかも、、、」

いつもと違うことが起きるとすごく不安ですよね。

もしかしたら現在進行形で不安な方も
この記事を読んでいるかもしれません。

今検索している方の不安を解消できたらうれしいです。

この記事では
流産の兆候があってからの
身体の変化を書いています。

流産の兆候についてはこちら

同様の症状がある方も
流産でない可能性は十分にあります。

自己判断で薬をやめることなく、
早めに病院で受診するようにしてください。

流産は、、、

切迫流産、稽留流産など種類がある

hCG値が上がらなくなる

原因は胎嚢の遺伝子不良

その後の生理痛は重くなる傾向あり

不妊治療夫

28歳夫と27歳妻の
不妊治療必須の夫婦です!
2024.11. 妻多嚢胞性卵巣症候群と診断。
2025.03. 不妊治療専門医にて治療開始。
2025.04. 採卵凍結
2025.05. 胚移植1回目
2025.06. 妊娠判定
2025.06. 流産
2025.07 胚移植2回目

不妊治療夫をフォローする

流産の種類と症状・確率は?

流産とは妊娠22週未満で
妊娠が継続できなくなることです。

妊娠12週未満が90%を占めます。

そして流産には種類があります。
4つの種類とその症状をあげます。

・化学的流産
→検査薬で陽性だったが、胎嚢が確認できない

・切迫流産
→妊娠継続の可能性あり。下腹部痛や出血。

・稽留流産
→胎児が亡くなってしまう。手術必要の場合あり。

・進行流産
→内容物の排泄がある。強度の下腹部痛や出血が続く。

その他、子宮内容物に関係する
「完全流産」「不完全流産」や、

流産の回数による
「反復流産」「習慣流産」
などがあります。

流産の確率は10~20%
決して稀なことではありません。

また初期の流産は赤ちゃん側に
原因があることがほとんどです。

流産と診断されても自分を責めないようにしてください。

妊娠5週での流産 hCG値

病院へ行き、
早速エコーにて子宮の状態を確認します。
エコー写真が写ります。
閲覧ご注意ください。

結果としては
血まみれでよく見えないということ。

多分これが胎嚢かなあ?というのが
8.8mmで見えます。
でも4日前、胎嚢確認時には8.2mmでした。
この時期の胎嚢は大体1日1mm程度大きくなっていくそうです。
これが胎嚢だとすれば
あまりにも育っていない。

また妻のエコー撮影時のhCG値は2,100
4日前の妊娠判定時のhCG値は1,000。
順調であればhCG値は48時間で
倍増する
という話もあります。
なので本来hCG値は4,500程度欲しいところ。
結構少ないからやっぱり危ないのかなあ。

でも妊娠継続の可能性がないわけではないので、薬は継続。

5日後また病院へ行き、検査をします。
妻は完全に流産覚悟モード。
事前に、「もう絶対いなくなっているから、期待しないでね」と念を押されます。

そして病院でまたエコー確認。
血だまりもなくなっていてすごく綺麗な子宮に戻っていましたが、
同時に胎嚢もいなくなっていました。
すごく悲しい。

流産の原因

この時期の流産の原因は、
胎嚢の遺伝子不良がほとんどです。

なにが悪いとかじゃなくて、
身体が自動的に異常な遺伝子をはじくようにできています。

25-29歳の22週までの流産確率は10-20%
言われています。
僕は、「僕らの負担にならないよう、
お腹の中の子が自らいなくなることを選んでくれたのかな」と思っています。
ほんとうに優しい子だったんだなと思います。

事前に色々シミュレーションしていて、
もしこれでこれ以上育たなくなった胎嚢が
子宮に残り続けていたりすると、

自然の排出を待ったり、
場合によっては手術も必要だったり

さらに時間が必要になっていたかも。

今回綺麗になくなっていてくれて
助かったところもあります。
そこは妻の身体の働きに感謝。

なるべくなんでもプラスにとらえるようにして

前に進んでいこうと思います。

ちなみに今回のhCG値は112。
「しっかりhCG値が下がってからまた最速で再開して行こうね」とお医者さんに言っていただきました。

流産後の生理

その3日後、妻に生理が来ていましたが、
かつてないほど生理痛に苦しんでいました。

元々妻は多嚢胞のため、
半年~1年ほどに1回しか生理が来ませんし、ずっと低用量ピルを服用していたため、子宮内膜も薄く、生理痛が軽かったのです。

ところが今回妊娠に向けてずっと子宮内膜を厚くし、ふかふかにしていました。

それが剥がれ落ちる痛みで
今までにない生理痛を引き起こしたようです。

通常より多くのレバー状の塊も
出たとのこと。

「3人だったのにまた2人になっちゃったね」という妻の言葉はぐっと来たなあ。

僕には、遺伝子不良で流産が起きたっていう事実が残ったけど、妻のお腹の中には命があって一緒に生きてたんだもんなあ。

男はなんにも肩代わりできなくて
本当に申し訳ない。
でもできること頑張って今後も夫婦一緒になって頑張っていきたいです。

まとめ:流産と診断された方へ

流産について、
僕らの体験とその想いを書き記しました。

流産とは妊娠22週までで妊娠が継続できなくなること

種類によって症状に違いがある

流産が起こるとhCG値は下がっていく

初期の原因はほとんどが胎嚢の遺伝子不良

その後の生理は重い

流産と診断されるのは本当に辛いですよね。

特にお腹に命を宿していた女性にとっては
耐えがたい状況だと思います。

ただそれは母体のせいではありません。

自分を責めることなく、
これからも一緒に闘っていきましょう。

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