【BT19でも続く】移植後のお腹の痛みがおさまらない|子宮の痛み?腸の痛み?

不妊治療体験

移植してからずっとお腹が痛い、、、

4回目の胚移植をし、BT19になりました。

本来なら、そろそろ身体の変化が落ち着いてくる頃なのかもしれません。

けれど妻はずっとお腹の痛みに苦しんでいます。

妻

これって子宮の痛み?

腸の痛み?


区別がつかないまま、不安と隣り合わせの毎日を過ごしています。

このお腹の痛みは妻に、経験した2回の流産を思い起こさせているようです。

痛みが続いているのは正常なのでしょうか?

また実際続いている下痢の症状も今までなかったものです。
原因は何なのでしょうか。

流産への不安を取り除くためにも今回調べてわかったことを共有します。

不妊治療夫

29歳夫乏精子症×28歳妻pcos
1人目不妊治療中
R7.04~ 体外受精開始
R7.05. 5w4d流産
R7.08. 5w5d流産
R7.10 月経
R7.11. 体外授精④
R.7.12 6w4d心拍確認

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2回の流産を経験したからこそ痛みが怖い

この不安には過去2回の流産が大きく影響しています。

おそらく妻も、初めての経験ならどんな症状も「妊娠するとこうなるんだ!」と痛みや辛さをなかば楽しみながら経験できたでしょう。

しかし今は小さな日々の変化に心臓がドキドキして、顔が青ざめるほど不安に襲われてみえることがあります。

流産直前の、あの子宮の強い痛み
そしてその後の出血

痛みや異変があるたびに過去の状況がフラッシュバックします。

クリニックで妊娠陽性と判断されていてもひと時も心休まるときがありません。

痛みの不安だけでなく、下痢にも苦しんでいて、仕事中もトイレに駆け込んで苦しむ日々を送っているようです。

今回のように生理痛のような子宮の鈍い痛みがあったとき、ズーンと子宮が重いとき、下痢の前の腸のキューッとした痛みがあるとき、どれも意識が流産へ繋がりやすく、心にずっと影を落とします。

子宮の痛み?下痢の痛み?心を消耗させる痛みはいつまで続くのか

妊娠初期・移植後の身体は本当にややこしいです。

  • 子宮がチクチクするような痛みも
  • 生理痛のようなズーンという鈍痛も
  • 下痢前のキューッとした痛みも

全部よくある痛みのようです

なんだよくあることか、一安心。

子宮と腸は距離が近いので、腸の痛みでも子宮の痛みに感じるし、その逆もしかりで痛みを相互に感じやすいみたい。

しかしよくあることとはいえ、下痢でトイレに駆け込めばいいのか、子宮が痛くて流産を心配すればいいのか、判別が難しい痛みに、妻が困っているのは事実。

痛みの判断が難しい日は、流産の記憶がよみがえり、一日中気持ちが落ち着きません。

しかも調べてみると一般的に胚移植後の子宮の痛みは、数日~1週間で終わることが多いようです。

ではなぜ妻はこんなに長く苦しんでいるのでしょうか。

妊娠初期・移植後の痛みの原因は大きく4つ

この時期にある痛みの正体はいったい何なのでしょうか。

① 黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響

デュファストン、ルティナス、プロゲデポーなどを黄体ホルモンの補充を行っている場合、子宮がズーンと重く感じるのは非常に一般的のようです。

  • 腸の動きを弱める
    → 下痢にも便秘にもなりやすい
  • 子宮周りの血管がうっ血
    → 生理痛のような痛み
  • お腹にガスがたまりやすくなる
    → 腸痛との区別が困難

今妻が感じている痛みの多くは、おそらくホルモンの影響が強いだろうと考えられます。

生理後から妊娠9週まで続くホルモン補充が妻を苦しめているのではないでしょうか。

② 着床後の子宮の変化(着床痛)

BT6〜BT10あたりで起こりやすいですが、
着床が進むにつれ子宮内膜が厚くなり、
チクチク・ピリッとした鋭い痛み を感じる人もいます。

短時間でおさまることが多いのが特徴です。

③ 胃腸のトラブル(単なる下痢)

自律神経が乱れやすい時期なので、
普段より腸が敏感になります。

  • 冷え
  • ストレス
  • 食べ合わせ
  • 水分バランスの崩れ

こうした小さなきっかけでも、
下痢→腸の痛み→子宮の痛みに似る
という流れが起こります。

特に冬の時期はノロウイルスや胃腸風邪にも注意が必要です。

妻の職場で嘔吐が流行っているのも、痛みの紛らわしさに拍車をかけています。

子宮の痛みと腸の痛みの見分け方として、座る姿勢で痛みが和らぐ場合は腸の痛みのことが多いようです。

④ PMS(生理前症状)に似た痛み

妊娠判定後も9週まで続くホルモン補充周期内では、実際に生理が来なくても 生理痛のような症状だけ出る ことはよくあるそう。

痛みの種類からざっくり見分けるチェックリスト

日常での痛みの判断基準として役立つようまとめました。

◆ 波があるズーンとした痛み → ホルモン or PMS

  • 温めると軽くなる
  • 動いた拍子に変化する

実際お風呂に入ることが妻にとって大きなリラックスになっていると感じています。

身体が温まっているときは、痛みも精神的な不安もかなり和らいでいるように見えます。

◆ チクチク・ピリッとした点の痛み → 子宮由来(着床痛)

  • 数秒〜数分で治まりやすい
  • 片側だけのことも多い

◆ キューッと締めつける痛み → 腸の痛み

  • トイレに行くと改善しやすい
  • ガスが溜まっている感覚がある
  • 食後に出やすい

◆ 痛み+鮮血 → 要注意

  • 茶おりはよくある
  • 真っ赤が続く場合はクリニック連絡

今も答えの出ない痛みと向き合っています

BT19の今日も、妻は痛みに耐えています。

調べてみた結果、おそらくホルモンの影響で子宮が痛かったり、腸が痛かったりしているようです。

しかし原因が頭でわかっていても、なかなか流産の不安は消えてくれません。

過去のつらい経験がある中でも治療を続けて、不安に押しつぶされそうになりながらも今日まで来ている妻を誇りに思います

治療がどのように進んでいても、妻をねぎらい続けるのが夫にできる唯一のことじゃないかと思います。

痛みが続くからといって悪い結果とは限りません。

むしろ、妊娠初期は原因が分からない痛みが非常に多く、その中で一喜一憂するのが普通。

たくさんの人がそれぞれの不安の中、治療を進めているのでしょう。

最後に:同じように不安で眠れない誰かへ

もしこれを読んでいる方が、妻と同じようにお腹の痛みに耐えているのであれば、希望と恐怖の両方を抱えながら毎日を頑張っている強い人だと思います。

痛みを伴っていない男の僕でも毎日不安です。

治療を続けられているということは本当にすごいことです。

みなさんの不安を少しでも和らげられたらなと、微力ながら足跡としてこの記事を書いています。

不安の中進んでいくしかありませんが、最良の結果が訪れるよう祈っています。

<参考リンク>

胚移植後の下腹部痛(ズキズキする痛み) | 大阪府豊中市の不妊鍼灸なら、ぽん鍼灸院

体外受精の胚移植後の腹痛|妊娠判定日前の下腹部痛・お腹の張りなどの症状の原因

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