⑬ホルモン数値推移
〜OHSSは仕組まれていた!?〜

不妊治療体験

僕たちは
28歳夫と27歳妻の赤ちゃんが欲しい夫婦。
毎日自己注射を打ちます

不妊治療夫

29歳夫と28歳妻の
不妊治療必須の夫婦です!
2024.11. 妻多嚢胞性卵巣症候群と診断。
2025.03. 不妊治療専門医にて治療開始。
2025.04. 男性不妊発覚
2025.04. 採卵凍結
2025.05. 胚移植1回目
2025.06. 妊娠判定
2025.06. 流産 5w4d
2025.07. 胚移植2回目
2025.08. 流産2回目 5w5d

不妊治療夫をフォローする

注射の目的

毎日自己注射を行いながら4日に1回程度採血を行い、LH(黄体形成ホルモン)とE2(エストラジオール)の値を測っていきます。

この2つのホルモンの数値をコントロールすることをメインに注射を打っていきます。

LH:排卵を促すホルモン
排卵時期をコントロールするため、
数値を測ります。

E2:子宮内膜を分厚くするホルモン
卵胞の成熟具合の目安となります。
卵胞が成熟すると1個あたり200pg/ml以上になります。

以下妻の数値の推移を記載します。

・注射開始前
 LH:11.3mIU/ml
 E2:測定なし

・注射開始4日目
 LH:5.5mIU/ml
 E2:1,695pg/ml

・注射開始8日目
 LH:0.6mIU/ml
 E2:4,109pg/ml

・注射開始12日目
 LH:0.3mIU/ml
 E2:5,181pg/ml

そして注射開始14日目の午後11時と午後11時半に点鼻薬をさします

点鼻の36時間後に排卵が起こるため
採卵をするという流れです。
これを失敗すると排卵が起こらず、
また注射を最初からやり直すことになります。

血中E2値がOHSSに直結

一般的に血中E2値4,000pg/ml以上になるとOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になります。

しかし妻は多嚢胞性卵巣症候群持ちで卵胞が60個もあるため、卵胞1つにつき200pg/mlにすると、200pg/ml × 60個 で必然的に12,000pg/mlを目指すことになります
最初からOHSSまっしぐらだったのです。

OHSSの辛さは前記事に記載した通りです。
2週間ほど毎日の痛い注射と途中からOHSSで苦しい毎日。

本当によく頑張ってくれました。
ありがとう。

「妊婦はもっと大変」とか
「つわりがもっと大変」とか
「産むときに比べたら、、」とか
色々あるかもしれませんが、
今回のことも辛かったのは確かです。

僕にできることは精一杯ねぎらうことくらいですので、ねぎらわせてください。

ほんとに頑張ったね。ありがとう。
次回は採卵当日の流れや妻の所感を書こうと思います。

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