⑦男性不妊発覚
〜〇〇もできない状態だった話〜

不妊治療ブログ

僕たちは
28歳夫と27歳妻の赤ちゃんが欲しい夫婦。
保険適用で治療が受けられることになりました。

不妊治療夫

28歳夫と27歳妻の
不妊治療必須の夫婦です!
2024.11. 妻多嚢胞性卵巣症候群と診断。
2025.03. 不妊治療専門医にて治療開始。
2025.04. 採卵凍結
2025.05. 胚移植1回目
2025.06. 妊娠判定
2025.06. 流産
2025.07 胚移植2回目

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精子検査の注意事項

今回は僕だけで病院へ行きます。
男性唯一の活躍どころ?である
精子検査の日です。

土曜日は非常に混むということで
平日の朝一で病院に行くことにしました。

診療予約は9時からでしたが、30分~1時間前に精子を提示する必要があるので8時半頃に病院へ。

精子の提出にはいくつか
注意事項がありましたので記載します。
精子は当日採取したものを
 持ってくること。

寝る前の0時~1時くらいに採取するか迷いましたが、新鮮な方がいいかもしれないと思い、朝から採取し即病院へ行きました。
今思うと確実に朝とった方がいいです。
一応病院で採取することも可能でしたが、持ち込みの方が診断までが早くなると思います。

採取の際、ローションや
コンドームを使用しないこと。

余分な成分が混ざることが予測され、
正確な数値が出なくなる恐れがあります。

病院へ移動する際に保冷剤やホッカイロなどを使わないこと。
精子の保存に最適な温度は20~25℃です。保冷剤で冷やしたり、カイロで人肌に温めたりしないようにしましょう。

検査結果

朝一番で提出したため、
9時頃から診察が始まります。

扉を開けて入ると何やら重苦しい雰囲気。
緊張していたため、少し咳払いすると、
「あ、今日って体調が悪かったりしますか?」とお医者さんに聞かれてました。
「いえ、そんなことないです。」なんて僕は答えましたが、なにやら向こう側の緊張が高まる雰囲気。

早速精子の数値が紙で出されます。
これが僕の結果です。

近年日本での基準値を下記に記載します。

精液量:            2.0-4.0ml
精子濃度:         4,000万/ml
運動率:            60%
(運動精子濃度:  2,400万/ml)

結果としては精子濃度も低ければ
運動率も低く、運動精子数も少ない
という非常にショッキングな結果でした。

ちなみに妊娠を考えたとき、一般的に運動精子濃度は1,500万/ml以下は自然妊娠が難しく、運動精子濃度は1,000万/ml以下では体外受精が難しくなるとのこと。

体外受精とは卵子に精子を振りかけて精子の動きを利用して授精させるものです
僕の精子濃度では卵子に直接精子を注入する顕微授精しかありません。

自然妊娠が難しいことを伝えられたのは
かなりショックでした。

生物としての欠陥

今まで妻の不妊で
どこか他人事だったのかもしれません。

自分に子供を作る能力がないとわかると無力感というか、生物としての欠陥を感じ、妻が感じた自責を共感できるようになったのだと思います。

お医者さんには無精子症の人も世の中にはいるし、精子がこれだけあるなら全然大丈夫と言われました。

実際精子はありさえすれば
正直どうとでもなるのだと思います。
それこそ顕微授精をすればいいだけですから。

でも何だろう、じゃあ僕のする性行為には何の意味もないじゃないかとか、
とにかくショックを受けたとしか言いようがないですね。

非常に自分が意味のない存在に感じられてしまいました。

すぐに妻に報告しましたが、
妻はちょっとうれしそうでした。
不妊の原因が自分だけでなかったことへの安堵と同じ境遇?を分かち合えるからだと思います。

妻の負担が軽くなったなら、
実害が大きいものでもないし
むしろ喜ばしいことなんですが、
とにかく自分のことに精一杯でショックからなかなか立ち直れませんでした。

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