⑥不妊治療と保険
〜保険適用か自費診療かで悩んだ話〜

不妊治療ブログ

僕たちは
28歳夫と27歳妻の赤ちゃんが欲しい夫婦。
評判のいい不妊治療特化型病院へ通います。

不妊治療夫

28歳夫と27歳妻の
不妊治療必須の夫婦です!
2024.11. 妻多嚢胞性卵巣症候群と診断。
2025.03. 不妊治療専門医にて治療開始。
2025.04. 採卵凍結
2025.05. 胚移植1回目
2025.06. 妊娠判定
2025.06. 流産
2025.07 胚移植2回目

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自費診療か保険適用か

妻が平日休みの日、僕も有休をとり一緒に病院へ行くことにしました。
朝9時半からの予約でしたが、
意外と待っている人は少ないかも?
と思ったら待合室が広い広い。
おそらく30人くらいすでにいたんじゃないかな。

受付に行きひと通り病院システムの説明を受け、しばらく待つと早速お医者さんからのカウンセリングを受けます。
ここで確認されたのが、
自費診療にするか、
保険適用にするかです。

僕たち夫婦は事前に話し合った際に、自費診療にしようと決めていました

なぜなら結果が早く出るのが自費診療だと考えたからです。

自費診療のメリット

僕は転勤ありの企業に所属しています。
そして転勤は特定時期の1カ月前に突然発表されます。
希望に関わらず突然降ってくるもので、
断ることは僕にはできません。
いつ引っ越しになるかわからない中、
何年もかかるかもしれない治療をしていかなくてはいけない。

治療の途中で引っ越しとなると、また病院探しからやり直しになってしまいます。

そんな状況を避けるためにお金がかかってでも早く結果が出る方がいいよねと話をしていました。

なぜ自費診療の方が
早く結果が出ると考えたのか。

保険適用だと時間をかけて精子や卵子の検査、そしてタイミング療法から開始と、順を追って始めなくてはならず、体外受精に進むまでには数カ月かかるという病院HPの記載をいくつか見たからです。

以前も書きましたが妻は自身の妊娠能力への疑いは半端じゃないです。

常に最悪を想定して思考していますので、保険適用でお金を払った挙句、子供ができなくて自費治療になるなら、お金的にも時間的にも最初から自費診療の方がいいよねといった考え方をしていました。

とはいっても僕たちの見込みでは、
自費診療で第一子ができるまでには300万くらいかかる計算です。
払えなくはないけどかなり痛い金額。可能なら保険適用にしたい。
自費でとはいいながら正直覚悟は決めきれていない状態でした。

保険適用のメリットはやはり金額

「自費診療希望とのことだけど、保険適用と比べるとかなり金額が大きいです」と説明があります。
まず僕たちの場合は「アンタゴニスト療法」を勧められましたが、
保険適用だと赤ちゃんができるまで回数や個人差あるけどざーーーっくり50万くらい。
自費診療だと一回目の採卵までで50万
※あくまで僕たちの受診した病院についての話なりますので、病院へよく確認してください。

下記に病院から言われたスケジュールを記載します。
繰り返しになりますが自費だと採卵までで50万です。

さすがに金額が違いすぎるよなあ。
妻「やはり保険適用の人が多いんですか?」医「6割くらいの人は保険適用かなあ」
妻「うーーーん、でも保険適用だとタイミング療法から始めるんですよね?どのくらい時間はかかるんですか?」
医「いや今回の場合最初から体外受精できますよ

!!!???!?!?!?!!!???

これは話が変わってくるぞ。

保険適用でいけた!

確認すると僕たちの場合は、
事前に妻の多嚢胞性卵巣症候群が診断されていること。
一度他の病院でタイミング療法を試しているため、今回転院扱いになっていること。

この2つが時間をかけなくていい理由になったようです。

これには僕たち夫婦も大喜び。喜んで保険適用でお願いをします。

じゃあ自費診療でやるメリット
ってなんだ???

お医者さんの回答としては、使える薬の種類や量が幅広くなること、スケジュールの調整が効くなどがありました。

保険適用で行ってしまうと国から定められた基準を逸脱することができないみたい。
例えば生理日2~4日目じゃないと処方できない薬が出てくるとかですね。

自費診療だと初めからオプションがつけられるというメリットもあります。

孵化補助(アシステッドハッチング)高濃度ヒアルロン酸含有培養液などが使用できるとのこと。要は採れた卵子を最高の状態に仕上げられるオプションです。

まとめると個人の特性に合わせてスケジュールや薬量などを調節し、最適化して進められるのが自費診療のメリットということです。


しかし気を付けなければならないのは、
保険適用は体外受精は1子につき移植は6回までということ。

その後は強制的に自費診療になります。

6回というのは受精卵を移植するのが6回ということです。

採卵がうまくいかない場合は何度でも採卵のフェーズを繰り返すことが可能です。

その日は他の説明も受けながら、最後に風疹麻疹の抗体検査のため僕の採血があり終了になるのでした。

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