不妊治療を始めてから汗をかくようになった!代謝が上がった?寒がりが治った話

生活改善
この記事はこんな方におすすめ
  • 不妊治療を始めてから「汗をかきやすくなった」「体が火照る」と感じる方
  • 今まで冷え性だったのに「体温が上がった気がする」という変化に戸惑っている方
  • 妊活中の生活習慣(ウォーキングなど)がどんな体の変化につながるか気になる方

不妊治療を始めてから、なぜか汗をかきやすくなった。

冷え性だったのに体温が上がった気がする。

日々不妊治療を進めていると
体の変化を感じることはないでしょうか。

実は寒がりだった僕の妻も不妊治療を始めてからかなり汗をかくようになりました。

「夏だから当然!」と思う方もいるかもしれませんが、妻は夏でも汗をかくタイプではありませんでした。

不妊治療を始める前は、僕が滝のような汗をかいていても、平然とした顔で「夏は暑くて好き」と言っていたものです。

しかし不妊治療を開始して初めての夏。
妻は顔に玉のような汗を浮かべながら「夏が不快な気持ちがわかった」と言いました。

この変化が不妊治療の影響なのか、僕はとても気になりました。

同じような変化について気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、不妊治療と体温・発汗の関係、
運動による体質改善の仕組みについて解説していきます。

不妊治療夫

29歳夫と28歳妻の
不妊治療必須の夫婦です!
2024.11. 妻多嚢胞性卵巣症候群と診断。
2025.03. 不妊治療専門医にて治療開始。
2025.04. 男性不妊発覚
2025.04. 採卵凍結
2025.05. 胚移植1回目
2025.06. 妊娠判定
2025.06. 流産 5w4d
2025.07. 胚移植2回目
2025.08. 流産2回目 5w5d

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なぜ不妊治療で汗をかきやすくなるのか

体温が上がる、汗をかきやすくなるのは「体の代謝」と「自律神経」の影響を受けています。

不妊治療でのホルモン変化、または運動習慣による体質改善のどちらか、あるいは両方が関係している可能性があります。

不妊治療と発汗の関係

ホルモン剤による体温・自律神経への影響

排卵誘発剤やホルモン補充療法では、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの量が大きく変化します。

これにより自律神経が影響を受け、のぼせや発汗、体温上昇を感じやすくなることがあります。

ホルモン治療による体温調節の乱れ

また排卵誘発剤やホルモン補充(エストロゲン・プロゲステロン)は、脳の視床下部にある体温調節中枢に作用します。

その結果、のぼせやほてり、発汗が起こりやすくなります。

これは更年期症状の「ホットフラッシュ」と似た仕組みです。

基礎体温が上がることで汗をかきやすくなる

排卵後や黄体補充の影響で基礎体温が高めに保たれると、身体は余分な熱を逃がそうとして汗をかきやすくなります。

薬の副作用で「ほてり」「多汗」が起こる場合

クロミフェンや一部のホルモン剤の副作用に「多汗」「のぼせ」が記載されています。

薬の影響で発汗が強くなるケースもあります。

ストレスや自律神経の影響

さらに不妊治療のストレスは、自律神経を乱しやすくします。

その結果、手のひらや背中に汗をかきやすくなることもあります。

副作用としてよくある体調変化

「体が火照る」「夜に汗をかく」などは、ホルモン治療をしている方からよく聞かれる症状です。

一時的な変化であることも多いので、必要以上に不安になる必要はありません。

上記の通りホルモン治療での体温変化は一時的なものの場合があります。

しかし妻は、ホルモン治療中はもちろん、

流産後、生理を起こす薬を服用中、生理中、生理後、どのタイミングも体温が今までより高く、汗をかくようになっていました。

一時的なものではないとすれば、不妊治療のため意識している「ウォーキング」で体質が改善されたのかもしれません。

ウォーキング習慣で体質改善する

妻は不妊治療を始めてから、妊娠の確率を少しでも上げるため、生活習慣の改善、特にウォーキングを意識してするようにしています。

毎日の通勤に徒歩を多く取り入れたり、休日は僕と一緒にたくさん歩くようにしています。

毎日の通勤では30分×2回。
休日の散歩は8~10kmほど歩いています。

筋肉量アップと代謝向上

ウォーキングは軽めの有酸素運動ですが、続けることで筋肉量が増えます。

筋肉は熱を生み出す器官なので、基礎代謝が上がり「冷えにくい体」に近づきます。

血流改善で「冷えにくい体」へ

下半身の大きな筋肉を使うウォーキングは、血流を良くするポンプの役割を果たします。

その結果、末端まで血液が届きやすくなり、手足が温かく感じられるようになります。

自律神経が整って汗をかけるようになる

定期的な運動は自律神経の働きを安定させます。

そのため「今まで汗をかけなかった人」が、適切に発汗できる体へと変わることがあります。

どちらの影響が大きいのか?

ホルモンによる一時的変化の可能性

不妊治療中で薬を使い始めてすぐに汗が増えたなら、ホルモン剤の影響が強いと考えられます。

運動習慣による持続的改善の可能性

数か月かけてウォーキングを続け、徐々に体温が上がったなら、運動による体質改善の可能性が高いと言われています。

両方の効果が重なっていることも

実際には「ホルモンの影響+ウォーキング習慣」の両方が重なり合って、汗をかきやすい体になったケースが多いとのこと。

つまり妻は運動習慣の改善により汗をかきやすくなったのだろうということがわかりました。

ご飯を食べて、運動をする。
これがいかに健康的なことかわかったような気がします。

<参考リンク>

排卵誘発剤の種類(注射薬・内服薬)と副作用について | 渋谷区 恵比寿・台東区 上野の体外受精・不妊治療専門 torch clinic(トーチクリニック)

冷え性の生理学的メカニズム

まとめ:汗や体温変化は悪いサインではない

不妊治療中に「汗をかきやすくなった」「体温が高くなった」と感じるのは珍しいことではありません。

ホルモンの影響で一時的に変化していることもあれば、運動習慣によって体質改善していることもあります。

大切なのは、こうした変化を「悪いこと」と捉えすぎないこと。

汗をかくようになったのは、体の代謝や調整機能がしっかり働いているサインでもあります。

もし不安が強い場合は、遠慮なく主治医に相談すると安心できますよ。

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