- 不妊治療を始めてから体重増加やむくみが気になり始めた方
- 「薬の副作用で太るのかな?」と感じている方
- 無理なく体を整えたい・ストレスなくダイエットしたい方
不妊治療を続けていると、

前よりむくんでる、、?
体重が増えたかも、、、
と感じるようになった方がいるかもしれません。
妻もその一人です。
「足がむくんで痛い」などもありますが、「体重計が怖くて乗れない、、、」ことに悩んでいる様子を目にすることが増えました。
思い返せばホルモン治療を始めてからのような気がします。
調べてみると治療の薬には、代謝や水分バランスに影響を与えるものも多く、むくみや体重の増減は決して珍しいことではないようです。
焦って無理に体重を減らそうとすると、かえってホルモンバランスを乱してしまい、妊娠を遠ざけてしまうという記述も。
妻が落ち込んだり悩んだりする姿を見て、「どうすれば心と体を整えながら無理なく過ごせるのか」調査しまとめてみることにしました。
不妊治療中に体重増加しやすくなる理由

調べてみると、不妊治療をしている場合どうやら体重が増加しやすくなるようで、妻と同じような悩みを抱えている方も多いみたいです。
ではどうして体重が増えやすくなってしまうのでしょうか。
● ホルモン剤による代謝の変化
排卵誘発剤や黄体ホルモン補充などの薬は、ホルモンの働きをサポートする一方で、代謝を下げたり、水分をため込みやすくしたりすることがあります。
● 体を動かす機会の減少
通院や体調の波で、以前よりも体を動かす時間が減ってしまうのも理由のひとつです。
薬の影響で眠気が出たり、だるさを感じたりする日もあります。
● 食欲とストレスの影響
治療が続くと、どうしてもストレスがたまります。
甘いものを食べたり、暴食することで発散するというパターンが多いようです。
働いていると毎日の楽しみって少ないですよね。
僕自身、食事が毎日の楽しみです。
たくさん食べたり、ご褒美として食べたり、どうしても体重増加の一途をたどってしまいがちです。
食べる量を調整することは体重減少への一番の近道です。
ですが極端な食事制限は健康に悪影響を起こす場合もあります。
また過度なダイエットは妊娠することへ逆効果になってしまうようです。
無理なダイエットは逆効果

食事量を極端に減らすと、卵子の質やホルモンの分泌に悪影響を与えてしまうことがあるようです。
治療中の身体は想像以上に繊細で、激しい運動や極端な食事制限はむしろ妊娠を遠ざける可能性もあります。
あまりに急激でなければ多少の体重増加には目をつぶるのも不妊治療の秘訣なのかもと感じます。
もしどうしても体重を減らしたい場合は短期間で減らすよりも、ゆるやかに整えていくことが大切だと感じました。
妻も続けている“無理のない運動”

ではどのようにしたら健康的に緩やかに体重を減少させられるのでしょうか。
妻が意識しているダイエット法をご紹介します。
● ウォーキング(1日30分ほど)
通勤時に朝と夕方にそれぞれ30分ほど歩くようにしています。
歩くことで血流が良くなり、体も心もすっきりするそうです。
「ウォーキングがダイエットに一番いい」と言われることもあります。
体への負担が少なく、継続しやすく、脂肪を効率よく燃やす運動なのです。
妊娠しやすい身体づくりはこちらから
脂肪燃焼に最適な強度
ウォーキングのような中強度の有酸素運動は、主に「脂肪」をエネルギー源として使います。
一方で、ランニングや筋トレのような高強度運動では、主に「糖質(グリコーゲン)」が使われます。
- 軽め〜中くらいの強度(心拍数が最大の60〜70%程度)で行うウォーキングは
- 脂肪燃焼効率が最も高いゾーンに当たります。
筋肉量を維持しながら脂肪を減らせる
急激なダイエットや過度なランニングは、筋肉も落ちやすくリバウンドの原因になります。
ウォーキングは下半身をしっかり使うため、
- 太ももやお尻の筋肉(大腿四頭筋・大臀筋)を刺激
- 筋肉量を維持・向上し、基礎代謝を上げる
➡結果的に「太りにくい体」になります。
続けやすい(=結果が出やすい)
ダイエットで最も大事なのは「続けること」
ウォーキングは、
- 特別な道具や場所が不要
- ケガのリスクが低い
- 習慣にしやすい(通勤・買い物のついででもOK)
だから、無理せず長期的に続けられる=結果につながりやすいと言われています。
自律神経・メンタル面にも良い影響
自然の中を歩いたり、朝・夕のウォーキングを習慣にすると、
- ストレスホルモン(コルチゾール)が減る
- 睡眠の質が上がる
- 食欲コントロールがしやすくなる
といった精神的なダイエット効果も得られます。
● スクワット(10回×3セット)
お風呂前などに軽くスクワットをするだけでも、下半身の筋肉が鍛えられ、血流が改善されます。
フォームを意識して、背筋を伸ばし、お尻を後ろに引くようにすると負担も少なく続けやすいです。
椅子に座るようなイメージでお尻を意識するのが効果的。
実際椅子やソファの前で行うとフォームをイメージしやすいです。
ウォーキングと並んで人気の「スクワット」は、ダイエット効果が非常に高い全身運動です。
全身の中で一番大きな筋肉を使う
スクワットは主に次の筋肉を鍛えます:
- 大腿四頭筋(太もも前)
- ハムストリングス(太もも裏)
- 大臀筋(お尻)
- 体幹(腹筋・背筋)
これらは体の中で最も大きな筋肉群なので、スクワットをすると、消費カロリーが大きく、代謝アップにつながります。
筋肉が増えると「基礎代謝」が上がる
筋肉は「何もしていないとき」でもエネルギーを使います。
スクワットで下半身の筋肉が増えると、
- 1日中の消費カロリーが増える
- 太りにくい体質に変わる
つまり、“痩せやすく・リバウンドしにくい体”を作る運動です。
成長ホルモンの分泌を促す
スクワットのような大筋群トレーニングは、成長ホルモンの分泌を刺激します。
成長ホルモンには、
- 脂肪分解を促進
- 筋肉の修復・合成を助ける
という働きがあるため、効率的に脂肪が落ちて筋肉が残るという理想的なダイエット効果が得られます。
運動は“心のケア”にもつながる
不妊治療では、身体のことだけでなく、心の疲れも大きくなります。
ウォーキングや軽い筋トレをすることで、ストレスホルモンが減り、気持ちが前向きになる効果もあります。
脳内で「セロトニン」「エンドルフィン」が分泌されることで、ストレス解消・気分の安定・集中力向上につながります。
運動後にスッキリするのはこの効果です。
体重を減らすためではなく、心と体を整えるための時間として運動を取り入れることも効果的です。
まとめ
治療を続ける中で身体の変化に戸惑うこともあると思います。
妻も「太ってしまった」と悲しんでいましたが、
これ以上体重変化がないよう、運動を続けています。
- 不妊治療中はホルモンの影響で体重が増えやすい
- 無理なダイエットはホルモンバランスを崩す原因になる
- ウォーキング・スクワット・ストレッチで代謝を整える
- 運動はメンタルケアにも効果的
焦らず、自分の体と向き合いながら少しずつ整えていくことが重要です。
無理をせず、自分を責めず、「今できることをやる」それだけで十分。
きっとその積み重ねが、これからの治療を支える大きな力になるはずです。
<参考リンク>
過度なダイエットが不妊症につながるのをご存知でしょうか – 山口レディスクリニック|名古屋市南区-不妊治療専門・不妊症相談・不妊検査・人工授精・体外受精・顕微授精
ウォーキングとランニングどっちが痩せる?ダイエットに効果的な方法を徹底解説 | ULTORA(ウルトラ)公式 | ダイエットプロテインオンラインストア




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