- 不妊治療の通院や検査で疲れている方
- 自宅で簡単にリラックスしたい方
- 肩こりや頭痛など、ストレスからくる体の不調を和らげたい方
こんにちは!
不妊治療必須の20代後半夫婦です!
不妊治療は検査や通院が続き、
体だけでなく心にも大きな負担がかかりますよね。

結果も出ないし、
待ち時間も長くてつらい
強いストレスを感じるのは自然なことです。
僕は不安が収まらない時、緊張したときなどはツボ押しをするようにしています。
ツボは身体上にたくさんあり、
押す場所によって様々な効果を発揮してくれます。
経験上、ツボ押しは結構なんにでも効きます。
「不安な時」、「眠れない時」など
精神的なものはもちろん、
「便秘の時」、
「お酒の飲みすぎで胃が辛い時」など
身体の不調に効くツボも存在します。
もしかしたらプラシーボ効果なのかもしれませんが、
僕自身ツボ押しにとても助けられてきて
その効果を身を持って体験しています。
妻のツボもよく勝手に押しています。
夫婦のコミュニケーションとしても
とても良いものだと感じています。
そこで今回は不妊治療と関連して、
おすすめの ストレス緩和に役立つツボ を
紹介します。
病院の待合室や自宅など
どこでも簡単にできるセルフケアなので、
しんどいときにぜひ取り入れてみてください。
不妊治療のストレスに効くツボ
実際にストレスに効くツボをご紹介します。
1. 合谷(ごうこく)|気持ちを落ち着けたいときに

手の甲で、人差し指と親指の骨が交わる部分。
ストレス緩和・頭痛・不安感に効果的とされ、気軽に押しやすいツボです。
身体・精神に満遍なく効果があるため
「万能のツボ」とも呼ばれています。
身体でも心でも何か不調を感じたら
とりあえず押してみるとよいでしょう。
2. 内関(ないかん)|不安や緊張が強いときに

手首のしわから指3本分ひじ寄りの位置。
自律神経の乱れに効果があり、
緊張や動悸をやわらげる働きがあるとされ、メンタルケアにおすすめです。
また胃の不快感や吐き気にも効果があるとされています。
3. 三陰交(さんいんこう)|ホルモンバランスを整えたいときに

内くるぶしから指4本分上の部分。
婦人科系のケアでよく使われるツボで、
冷えや血流改善のサポートにもなります。
ホルモンバランスを調整し、
生理不順やだるさにも効くとされています。
特に女性におすすめで
別名「女三里」とも呼ばれるツボです。
比較的押しやすいツボを3つご紹介しました。
不安・緊張・吐き気などメンタル系に加え、
身体的な不調を感じた場合も押すと効き目があります。
特に合谷・内関はどこにいても押しやすいため、おすすめです。
眠れないときに押すツボ
次に紹介するのは僕が特に愛用しているツボで眠れないときに押すツボ3つです。
疲れているのになんだか目が冴えてしまう。
夜眠れない。
そんな時に押すと効果てきめんです。
パートナーに押してもらうと安心感も相まって、よりリラックス効果が得られますよ!
ストレスにも効果がありますので
先に紹介した3つと合わせて
押すとさらに良い効果が得られます。
1.百会(ひゃくえ)|不快感があるときに

頭のてっぺん、両耳を結んだ線と、眉間から後頭部へ引いた線が交わるところにあります。
自律神経の乱れを整え、
心の不快感を和らげます。
目まいや頭痛など頭部の不調から消化器官・循環器系にまで効果があるとされています。
2.老宮(ろうきゅう)|落ち着かないときに

人差し指と中指の間で、中指から手首に下がるまでの最初の凹みがある当たりにあります。
ストレスの軽減はもちろん、
肉体疲労を癒す効果もあるとされています。
心身の緊張をほぐし、リラックスさせます。
3. 膻中(だんちゅう)|息苦しいときに

胸の真ん中、両乳首を結んだ線の
ちょうど中央にあります。
呼吸を深くし、胸のつかえを取ります。
胸が苦しい、呼吸が浅く落ち着かないときに効果があります。
押し方のコツ
「5秒押して5秒休む」を数回繰り返す。強く押しすぎず、心地よい力加減で。
ツボ押しを不妊治療生活に取り入れる方法
- お風呂上がりや寝る前に行うとリラックス効果アップ
- 通院の待ち時間に手軽にできる
- パートナーに押してもらうと、スキンシップ&安心感につながる
不妊治療のストレスと自律神経の関係
強い不安やイライラが続くと、
自律神経のバランスが乱れて、
眠れなくなったり体調が崩れたりします。
ツボ押しは指でやさしく刺激するだけで血流を促し、自律神経を整えるサポートになるとされています。
しかしそもそも身体の一部を押すだけで
どうして効果が出るのでしょうか?
東洋医学と西洋医学で見解が違います。
東洋医学におけるツボ押し
- ツボ(経穴)は「気(エネルギー)」や「血(血液・栄養)」が流れる道=経絡(けいらく)上にある重要なポイント
- ストレスや体調不良は、この気や血の流れが滞ったり偏ったりすることで起こる
ツボを押すことで経絡の流れを整え、全身のバランスを回復させる効果があると考えられています。
西洋医学におけるツボ押し
ツボは多くが神経や筋肉、血管が
集中している場所にあり、
そこに刺激を与えることで血流やホルモンに影響があると考えられています。
- 血流改善 → 酸素や栄養が行き届きやすくなる
- 神経反射 → 脳や脊髄を介して内臓や自律神経に影響を与える
- リラックス効果 → エンドルフィン(脳内ホルモン)が出てストレス軽減
科学的に完全に解明されているわけではないですが、「リラックスと血流改善」がツボ押しの大きな効果の柱とされています。
<参考リンク>
keidaironshu_057_001_009-023.pdf
Understandings of acupuncture application and mechanisms – PMC
Frontiers | Acupressure: a possible therapeutic
まとめ|ツボ押しで不妊治療中のストレスをケア
不妊治療のストレスを完全になくすことはできません。
でも、心をいたわる小さな習慣を持つことで、気持ちが軽くなる瞬間は増えていきます。
今回はツボ押しで心をいたわる方法をご紹介しました。
ツボ | 場所 | 主な効果 | おすすめのとき |
---|---|---|---|
合谷 (ごうこく) | 手の甲、人差し指と親指の骨が交わる部分 | ストレス緩和、頭痛、不安感に。万能ツボ。 | 気持ちを落ち着けたいとき、全身の不調 |
内関 (ないかん) | 手首のしわから指3本分ひじ寄り | 自律神経を整え、緊張・動悸をやわらげる。吐き気にも。 | 不安や緊張が強いとき、胃の不快感 |
三陰交(さんいんこう) | 内くるぶしから指4本分上 | 血流改善、ホルモンバランス調整。冷え・生理不順にも。 | 女性特有の不調、だるさ、冷え |
百会 (ひゃくえ) | 頭のてっぺん(耳と眉間後頭部の線の交点) | 自律神経を整え、頭痛・めまい・消化器系にも効果。 | 眠れない、不快感があるとき |
労宮 (ろうきゅう) | 手のひら中央、中指と薬指が触れるあたり | 緊張をほぐし、ストレス軽減。疲労回復にも。 | 落ち着かない、心身の緊張が強いとき |
膻中 (だんちゅう) | 胸の真ん中(両乳頭を結ぶ線の中央) | 呼吸を深くし、胸のつかえを取る。 | 息苦しい、呼吸が浅い、胸が重いとき |
ツボ押しは道具も不要で
今日からできるセルフケア。
「不安で眠れない」「イライラしてしまう」そんなときに、ぜひ試してみてくださいね。
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