【名古屋市でも発生】はしか(麻しん)は他人事じゃない|妊婦とパートナーが今すぐ確認すべき抗体の話

マタニティー

麻しんって確か妊婦にとって、すごいリスクだったよね。こわい。。。

最近、名古屋市でも麻しん(はしか)の発生が報告されました。

麻しんにかかると、妊婦さんは重症化しやすいと聞きます。

僕たちは不妊治療を経て、妊娠を継続しています。

不妊治療治療開始時に、夫婦共に抗体量を確認し、MRワクチンを一度接種しています。

でも、本やネットを見てみると、妊活中や妊婦のパートナーはワクチンを2度受けた方がいいと書いてあります。

不妊夫
不妊夫

え!2回も受けていないよ!
もしかして危ないの??

妊娠中、あるいは妊娠を望んでいる夫婦にとって、麻しん・風しんはただの感染症ではありません。

どんなリスクがあるのか、今できることは何か、調べたことと、名古屋市では、自治体による無料のサポートがあったため、利用した体験を共有します。

不妊治療夫

29歳夫乏精子症×28歳妻pcos
1人目不妊治療からの妊娠継続中
R7.04~ 体外受精開始
R7.05. 5w4d流産
R7.08. 5w5d流産
R7.10 月経
R7.11. 体外授精④
R.7.12.6w4d心拍確認
R8.01.妊娠13週

不妊治療夫をフォローする

はしか(麻しん)と風しんの怖さ

■ 麻しん(はしか)

麻しんは「空気感染」します。

同じ空間にいるだけで感染する可能性があります。

感染力を示す指標(1人が何人にうつす可能性があるか)で比較すると、

  • 新型コロナ:およそ2〜3(変異株で上昇)
  • 麻しん:12〜18

コロナよりも強い感染力と言われています。

マスクや短時間接触でも防ぎきれないケースがあり、ワクチンによる免疫が最重要とされています。

症状としては、

  • 39〜40℃の高熱
  • 全身の発疹
  • 肺炎・脳炎などの合併症

妊娠中に感染すると

  • 流産
  • 早産
  • 母体の重症化

のリスクが高まります。

■ 風しん

症状は比較的軽いこともありますが、妊娠初期に感染すると

  • 先天性風しん症候群
    (心疾患・難聴・白内障など)

赤ちゃんに深刻な影響が出る可能性があります。

妊娠中に感染した場合の母体リスク

妊婦は免疫バランスが変化しているため、麻しんが重症化しやすいとされています。

■ 肺炎

肺炎が最も多い合併症です。

麻しんによる肺炎は成人で起こりやすく、妊婦では重症化しやすい傾向があるようです。

最悪の場合、

  • 呼吸不全
  • 入院・酸素投与
  • まれに集中治療

となってしまう場合があります。

■ 高熱による全身負担

39〜40℃の発熱が数日続きます。

  • 脱水
  • 子宮収縮誘発
  • 早産リスク上昇

■ 脳炎

成人で約1,000人に1人程度で発症

  • 後遺症
  • 生命に関わることもある

胎児への影響

麻疹が恐ろしいのは、胎児にも大きく影響する場合があることです。

■ 流産・早産

研究では、麻しん感染妊婦の流産・早産率は一般妊婦より高いと報告されています。

ただし、

  • 全員が流産するわけではない
  • 妊娠週数でリスクは変わる
  • 妊娠初期ほどリスクが高い

というのも事実です。

先天異常について

麻しんは、風しんのように明確な「先天奇形症候群」は確認されていません

つまり、「麻しん感染=奇形が高確率で起こる」という病気ではありません。

危険なのは主に

  • 母体重症化
  • 早産
  • 流産

です。

風しん

風しんは胎盤を通過します。

特に妊娠20週未満で感染すると、

先天性風しん症候群(CRS)

  • 難聴
  • 心疾患
  • 白内障
  • 発達遅延

が起こる可能性があります。

どのくらいの確率?

妊娠初期(特に12週未満)で感染すると、胎児に影響が出る確率は20〜50%程度と報告されることもあります。

週数が進んでいるほどリスクは低下する傾向があります。

危険の「仕組み」を整理

病気主な危険原因
麻しん母体重症化・早産強い炎症・高熱・肺炎
風しん胎児奇形ウイルスが胎盤通過

ワクチンは2回受けた方がいいのか?

麻しん・風しんワクチン(MRワクチン)は、1回で十分だと思っている人が多いと思います。

僕もそうでした。

どうしてネットや本では、2回必要と記載があるのでしょうか。

1回接種では約95%

1回目の接種で免疫がつく人は約95%
つまり、20人に1人は免疫が十分につかない可能性があるということです。

2回接種で約99%以上

2回目を接種することで、免疫獲得率は99%以上に上がります。

この「残り数%」を埋めるための2回目です。

妊娠中はワクチンが打てない

ここが一番大事です。

麻しん・風しんワクチン(MRワクチン)は、妊娠中は接種できません。

つまり、

  • 妊娠前に抗体を確認しておくこと
  • パートナーも抗体を確認しておくこと

これが唯一の予防策です。

パートナーは絶対に、妊婦さんに病原菌を運んできてはいけません。

2回接種や抗体確認は、病原菌からの壁を強くするための行動です。

名古屋市では無料で抗体検査・ワクチン助成があります

名古屋市 では、妊娠を希望する女性とそのパートナーを対象に

  • 麻しん抗体検査
  • 風しん抗体検査
  • 抗体が不十分な場合のワクチン接種

費用助成制度があります。

▶ 公式ページ
https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000136178.html

(※最新情報は必ず公式をご確認ください)

自分が対象かどうかは、下記のフローチャートでご確認ください。

任意の麻疹抗体検査受診フローチャート

任意の風疹抗体検査受診フローチャート

実際に検査を受けてきました

僕自身、改めて風疹・麻疹の抗体検査を受けることにしました。

事前に電話で予約し、当日は採血のみ、1週間後に結果をもらう流れです。

僕の場合は、

  • 風しん → 名古屋市の制度で無料
  • 麻しん → 自費で抗体検査

となりました。

家の近さで病院を選んでしまいましたが、医療機関によってはどちらの抗体検査も無料になるケースがあります。

元々、

不妊夫
不妊夫

もう麻疹が流行っちゃってるし、抗体有無関係なく、自費で早く2度目のワクチンで受けよう

と思っていました。

でも病院から、

1年以内にワクチンを打っているなら、抗体がある可能性が高く、それなのにワクチンを打つのはもったいない

ということで、先に抗体検査することを強く勧められたため、抗体検査を受けることにしてしまった。

病院によって、検査が公費でいけるかいけないか、変わるのは知らんかった。。。

どの病院が名古屋市の無料検査の対象か、こちらのサイトから確認可能です。

名古屋市『なごや予防接種ナビ』

地域で検索出来たり、住所から近隣の病院を探すことも可能です!

皆さんは僕のような間違いをしないようにしましょう。

ワクチンが無料になる場合も

さらに、僕はすでに利用済みですが、抗体が不足していた場合、ワクチンが1回無料になる制度があります。

ワクチンを受ける際は、事前に病院に確認するようにしてください。

電話をすると、ワクチンを受ける理由や経緯を聞いてくれます。

下記条件にすべて当てはまっていれば、無料でワクチンを受けられます。

(1)名古屋市に住民登録がある方

(2)次のアからウのいずれかに該当する方

  • ア 妊娠を希望する女性
  • イ 妊娠を希望する女性のパートナー又は同居人
  • ウ 妊娠中の女性のパートナー又は同居人

(3)事前の抗体検査の結果、以下の表の基準に該当し、風しんまたは麻しんに対する免疫が不十分と判断された方

ただし、ワクチンは取り寄せになる場合が多く、1週間くらい時間がかかると言われる場合が多かったです。

採血→抗体不足→ワクチンと検査を進める場合、最悪、3回の通院が必要で、2週間時間が空く場合もあります。

抗体検査から始める方は、その後の流れについて、電話口で病院に聞いておいた方がいいです。

時間がかかるほど、病気への感染のリスクが高まります。

リスクを恐れるのであれば、検査をせず、自費でワクチンを打つのもありかなとぼくは思います。

名古屋市以外でも助成はあります

例えば、横浜市 などの主要都市でも妊娠希望者やパートナー向けに抗体検査・ワクチン助成があります。

お住まいの自治体名+「麻しん 風しん 抗体検査 助成」で検索してみてください。

意外と制度が整っています。

まとめ

麻しんや風しんは本来、「流行してから慌てる」より、「流行する前に備える」ほうが圧倒的に安心です。

でも今すでに流行の予兆が見えています。

今すぐできることは、

  • 妊婦さん → 抗体検査を受ける
  • パートナー → 抗体検査・ワクチンを受ける
  • 自治体の助成制度をチェック

名古屋市にお住まいの方は、ぜひ早めに制度を活用してみてください。

他のエリアの方は、自治体の制度を確認してみてください。

この記事が同じように不安を感じているご夫婦の背中を少しでも押せたら嬉しいです。

〈参考リンク〉

感染力はインフルエンザの約10倍。麻しんウイルスによって引き起こされる感染症麻しん( はしか ) –

【はしか】感染力は『コロナとは桁違い』さらにマスクやソーシャルディスタンスでは防げない?世代別でワクチンの接種回数も違う?症状や対応も専門家が解説 | 特集 | MBSニュース

『はしか』日本で感染確認 コロナの6倍強い感染力「空気感染」でマスクも効かず 免疫ない人は肺炎や脳炎起こして重症化するケースも|FNNプライムオンライン

麻疹流行とその対策

妊婦が麻疹(はしか)に感染すると胎児にどのような影響がありますか? |麻疹 | 症状検索エンジン「ユビー」

麻疹・風疹が妊婦と胎児に及ぼす影響 – 新型出生前診断 NIPT Japan

風疹:予防から妊娠希望者へのアドバイス – 日本橋・人形町|女医の婦人科 mimiレディースクリニック三越前|不妊治療・ピル処方 – mimiレディースクリニック三越前

横浜市風しん対策事業(妊娠を希望する女性などの風しん予防接種と抗体検査) 横浜市

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